国産うなぎの値段相場?
「浜名湖産直マーケット」では「うなぎの100gあたりの値段については販売しているお店によって変わってきます。 全国平均100gの値段は1,300から1,500円が相場」とのことです。
実際にうなぎ通販の場合、その蒲焼きセットの知名度、鹿児島・浜名湖などの地域ブランド、冷蔵か真空パック冷凍か?などで変わってきます。
国産と中国産の値段他、違い
「うなぎは国産の方が美味しい!」という方も多い中「でも中国産のうなぎは安いし・・・」と考えている方も多いでしょう。そこで少しその違いを値段を中心に比較してみました。
比較
値段相場(一例) | うなぎの種類 | 大きさ | 概要 | |
国産うなぎ | 約160gで3,800円前後 | ニホンウナギ | 比較して小ぶり | 旨味が濃く、皮が薄めで身が引き締まっている |
中国産うなぎ | 約330gで1,800円前後 | ヨーロッパウナギ | 大ぶり | 脂が多く、皮・身が厚く弾力がある |
二ホンウナギとヨーロッパウナギ
値段を決める要因として国産=ニホンウナギ、中国=ヨーロッパウナギ、という違いがあります。
ニホンウナギ
日本、朝鮮半島、台湾からベトナムまで東アジアに広く分布しており、全体的に細めで臭みや脂が少なく、身はやや締まっています。
ヨーロッパウナギ
スカンジナビア半島・バルト海から、地中海および黒海沿岸にかけて、ヨーロッパ全域の河川に生息しており、太くて短く、脂が多い為臭みも出やすい、といわれています。中国産、海外での人件費が安い地域で飼育されることから、国産うなぎより値段が安くなります。
養殖方法、えさ
うなぎの値段を決める要因として養殖方法やえさも挙げられます。国産うなぎの人気ブランドは、徹底した温度管理や厳選したえさを使って飼育されることから、中国産との違いがある、と言われています。
国産、中国産の決定方法
ニホンウナギの稚魚を中国で飼育されたうなぎは、中国産の二ホンウナギとなります。同様にヨーロッパウナギの稚魚を日本で育てれば国産のヨーロッパうなぎとなります。
このことからも、うなぎの種類で値段も変わりますが、その育てられ方も値段を決める重要な要因といえます。
安全性
「中国産のうなぎは人の死体をエサにしている」などの口コミもあり、中国産うなぎ=危険、国産うなぎ=安全=1匹の値段が高い、という理由といわれていますが、実際のところはどうなのでしょうか?
中国産も国産も安全
現在では、地方自治体がスーパーで売られているうなぎの抜き打ち検査をするなど、何重にも検査、管理をしているので、国内で流通するうなぎは中国産、国産ともに、安心といえるでしょう。
まとめ
当サイトのおすすめランキングでイチオシでご紹介しているざこばの朝市の宮崎鹿児島産の特大うなぎ蒲焼きは、「約185gから210gの特大2尾で6,980円」ですので、約200gの一尾が約3500円(100gあたりでは1750円)となります。
スーパーでみる中国産は一尾1000円いかのものもありますので、国産うなぎは高い、ということになります。
逆に有名うなぎ店でも国産うなぎは優先され、国産のほうが美味しい!というのも定説になっていますし、うなぎギフトが選ばれます。
一匹の値段の差はありますが、国産うなぎの人気は高く、うなぎのブランドの地位は保たれている、といってよいでしょう。
美味しい鰻の選び方
各うなぎ通販のショップなどが「美味しいうなぎはどう選ぶか?」についてコラムにしていますので、そこからいくつか箇条書きにしてまとめています。
- 身の幅が広く、反り返ったり丸くなったりしていないものが美味しい
- 表面にざらざらとした突起がある(ツルっとしていない方が美味しい)
- 焼いた時間などの加工日がなるべく最近のものが美味しい
- また、調理法にも注意が必要です
調理方法で美味しく食べるには?
真空パックで冷凍のうなぎをお取り寄せする場合が多いですので「電子レンジ」の場合と「オーブントースター」とに分けて美味しい食べ方をまとめています。
電子レンジ |
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オーブントースター |
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